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「パソコンの寿命って、どのくらいなんですか?」と聞かれることがあります。
これって実は漠然とした質問で、一概にひとことで「何年ですよ」と回答できるものではありません。
しっかりとメンテナンスをして、うま〜く用途を絞って使ってあげると10年くらいは使えたりする場合もあります。
現に、うちの教室では2000年発売のPowerBook(PowerPC G3 500MHzのCPU搭載という年代物のノート型Macintosh)をネットラジオでBGMを流したり、お客様情報をデータベースで管理したり、といった用途で現役で使用しています。
今が2014年だから、14年も使っていることになりますね・・・。驚き。
ちなみにOSのサポート期間は終了していますが、自己責任で使用しています。
さて、そこで。
何をもって「寿命」とするのか?
「寿命」の定義が必要です。
部品が壊れて使えなくなる・・・っていうのは寿命でしょうか?
この場合、部品を新品に交換すれば使い続けることは可能です。
なので、寿命という定義には当てはまらないかもしれません。
まあ、メーカーが交換部品を取り扱わなくなる・生産停止する、と言う状況になれば交換も出来なくなりますので完全に寿命・・・ということになるでしょうけれど、そこまで使うとなるとかなり長い年数のような気がします。
その前に、「動作が遅くて使い物にならない」というレベルが訪れることでしょう。
動作が遅くなってどうにもこうにも使うのにストレスを感じてしまうため、使えない状態である・・・という寿命。
これはある意味寿命ですね。
この寿命はパソコンのスペックによって変わって来ます。
CeleronやPentiumといった低スペックのCPUを搭載したパソコンの場合は、せいぜい3〜4年ってところではないでしょうか。
早ければ1〜2年で遅〜くなることもあります。
Core i7の2.2GHz以上程度のCPUを搭載したパソコンであれば、5〜6年くらいはある程度快適に使えると思います。
それでも5〜6年ってところです。
そういった意味では、通常の感覚で快適に使えるというレベルでの「寿命」というのに近い状態ですね。
動作が遅くなっても、遅いことを承知の上で割り切って使う・・・というのであれば、寿命はもっと長く考えていいでしょう。
・OSのサポート期間が終了する寿命
遅いことを承知の上で使っていても、OSのサポート期間の終了という時期が必ずやって来ます。
Windows XPの場合は今年2014年4月9日です。
発売が2001年ですから、その当時買ったパソコンを後生大事に動作速度が遅くても我慢して(もしくは気にせず)使い続けて来て2014年を迎えた・・・というような人の場合、実に13年も使っていたということになりますね。
まだ使えるのに・・・と思っても、OSのサポート期間が切れるわけですから使用を停止した方が良いでしょう。
このように考えると、OSの寿命=パソコンの寿命と考えることもできます。
ですが、パソコンのスペック(性能)が良い場合はサポート期間が切れていないOSにアップグレードして使い続けるということもできますね。
Linuxなどの別OSを新たにインストールして使い続けることも可能です。
Windowsの最新OSが動かないスペックのパソコンでも、Linuxなら動かせるということはあります。
ただし、動かせるOSがもうない・・・というスペックのパソコンになってしまったら、さすがに寿命といわざるを得ないですね。
そのように考えると、パソコンの寿命って・・・いつ?
(1)動作速度が遅くて、自分の我慢の限界を超えるとき
(2)動かせるOSが存在しなくなったとき
まとめると、こんなところでしょうか。
やっぱり、「何年」と言える話ではないのかな。
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