パソコンとの出会い（その１）はこちら。

その続きです。

 

 

大学の研究室には、Macの雑誌が転がっていました。

Macユーザーである研究室仲間が買って来たものです。

 

パラパラとめくってみるものの、何を書いているのかサッパリわからず・・・

ぜ〜んぜん読むところないな〜〜・・・・っていう感じでした。

 

 

 

大学院２年目のとき（1994年）でした。

さすがに修士論文をまとめるにあたっては自分のマシンがあった方がいいかな・・・という思いはありつつも、なかなか踏ん切りがつかない状態が続いていたわけです。

 

 

そんな中、後輩からDTM（Desktop Music）というのを教えてもらいました。

簡単に言うと、パソコンで音楽を作ることです。

 

「これは、やってみたい！！」と思ったわけです。

 

 

 

 

パソコンを買うに至る、踏ん切りをつけさせたのは「パソコンで音楽が作れる！」ということだったのです。

 

 

 

文書作成やデータ整理はついでにできればいいやくらいの優先度。

 

 

でも、今となってはそれが良かったんだと思います。

パソコンを趣味で使うことで、楽しいものだと思い直せました。

そして、自分で試行錯誤していく中でだんだんと詳しくもなって行きました。

 

 

 

パソコンで音楽を作って、パソコン通信のフォーラムにも参加しました。

作った音楽作品を発表し、似たような趣味の人と交流できる場があったのです。

 

仲間の作った音楽を聴き、感想を伝え合っていったりする中で、

パソコンを使って通信するノウハウ・マナーなども身に付きました。

 

 

 

パソコン通信で音楽をやり取りしていた時期は、

インターネットもまだアナログ電話回線でモデム接続、従量課金制の時代。

ひと月に電話代（ほとんどパソコン通信による通信費）が１万円を超えることがほとんどでした。

 

それだけ通信費をかけて、パソコンを習得したともいえます。

いうなれば、勉強代ですね。

パソコン教室には通いませんでしたが、使えるようになるには結局結構お金をかけているものなんですね〜。

 

 

 

そうこうしているうちに、だんだんとパソコンのトラブルにも対応できるようになっていきました。

 

少しでもパソコンのスペックを向上させようと、メモリの増設やらハードディスクの増設・交換などもやってみました。

CPUのアップグレードカードなんかも使ってCPU交換もしました。

 

このころで2000年（30歳）前後の話ですね。

 

 

 

２４歳で初めて自分のパソコン（Mac）を所有し、

最初はサッパリわけわからず状態だったものが数年でハードウェアに手を加えられるレベルにまで成長できました。

ありがたいことです。

 

 

プライベートではMacでしたが、仕事ではWindowsマシンを使っていましたのでWindowsにも精通できました。

自分のMacに仮想環境でWindowsを入れたりもしましたし。

 

一度好きになってしまうと、どんどんと興味は広がっていくものです。

 

 

私が最初はパソコンを毛嫌いしていたのにも関わらず結果的に好きになっていったのと同様に、今教室に通っている生徒さんや仕事上仕方なくパソコンを使っているという一般の方々にもパソコンの楽しさをぜひ知っていただきたいし、どんどん好きになっていただきたいと願ってやみません。

 

 

私のミッションは、パソコンを好きになるお手伝いをすることです！

 

 

 

 

 

 

 

 

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