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香具師



今日は国語の勉強です。


台風19号の情報を昨日テレビで見ていました。

宮崎の海岸の中継で、レポーターが「ヤシの木の揺れが・・云々」とのこと。



ああ、日本でも南国だとヤシが生えているのか〜(北海道には生えていません)などと思いながらふと「ヤシといえば香具師だなあ・・・」と。


みなさん、読めますか?

「香具師」。


「ヤシ」と読みます。


え?漢字で3文字なのに、読みは2文字???



この「香具師」、2ちゃんねるなどで使われるネットスラングの1つで「やつ」とか「あいつ」という意味を持ちます。


「ヤツ」-->「ヤシ」-->「香具師」


カタカナの「ツ」と「シ」が似ているところから、隠語的に「ヤツ」を「ヤシ」と記述するところから発展して「ヤツ」を漢字変換して「香具師」になったものと思われ。




漢字の文字数と読みの文字数が合わないという、大変面白い事例です。

ほかにそのような言葉があるのか調べてみました。


こちら

http://homepage1.nifty.com/tadahiko/GIMON/QA/QA269.HTML

から少し抜粋しますと・・・


「百舌鳥」で「もず」

「小鳥遊」で「たかなし」

「七五三」で「しめ」

「八月朔日」「八月一日」で「ほづみ」

「四月朔日」で「つぼみ」

・・・などなど。


世の中には漢字の文字数と読みの文字数が合わない単語が結構たくさんあるんですね。


 

 

 

 

 

 

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