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ICT教育、いい例・悪い例

 

 

今日、たまたま小学校の教育現場におけるICT教育でのいい例と悪い例の記事を読みました。

 

最初に、悪い例からご紹介します。

 

「タブレット端末で授業崩壊の危機」

http://dot.asahi.com/wa/2015061000077.html

 

以下、抜粋して引用します。

 

〜〜〜〜(部分引用 ここから)〜〜〜〜〜

 

パスワードを入れても次の画面に動かん。

先生とサポート役の支援員が動かないタブレット型端末の対処に追われ、悪戦苦闘。

 

「教科書やプリントでやったほうがずっと効率的でわかりやすい。時間の無駄だし、端末なんていらんよ」「もっとすごいのかと思っていたのに、がっかり」と、授業参観した人々からは、手厳しい声が上がる。

 

授業を受けていた児童もこう不満を言った。「よう壊れるけん。ママのスマホのほうが動きがいい」。

 

先生からも児童からも、非難囂々(ごうごう)のタブレット型端末は、恵安(本社・東京)製の「KEIAN M716S‐PS」などのAndroidがベースとなる機種だ。

 

〜〜〜〜(部分引用 ここまで)〜〜〜〜〜

 

とのことです。

タブレットでも、「安いから」といって粗悪品を導入してしまったための顛末ではないでしょうか。

信頼性の高い端末を使うこと、現場での活用法や指導法、カリキュラムをしっかりと確立しておくことが重要だと存じます。

 

このような失敗例を挙げ連ねて、ICT教育を否定するような議論になっては未来がないと思います。

タブレット端末はあくまでツールであり、それを上手に活用するも宝の持ち腐れにするのも使う側の問題です。

 

 

 

次に、良い例をご紹介します。

 

小学校1年生に対して行われたプログラミング教育の記事はこちら

 

「小1にプログラミング教育、異例の先進実験で成果」

http://dot.asahi.com/tokyo-it/2015061100028.html

 

以下、引用です。

 

〜〜〜〜〜(引用 ここから)〜〜〜〜〜〜

 

児童自身がキャラクターやストーリーを創り、それを全員の前で発表することをゴールとした授業内容だったが、川崎取締役は「最後に完成した作品を見た時は感動さえ覚えた」と明かす。「プログラミングの楽しさを伝えるという当初の目論見は達成できた」と手ごたえをつかんだ様子だ。児童のアンケートでも98%が「楽しかった」と回答している。

 

〜〜〜〜〜(引用 ここまで)〜〜〜〜〜〜

 

 

ん〜〜、すばらしい。

上手にやれば、大成功に終えることができるんですね。

 

 

今、我々の日常生活はソフトウェア(プログラミング)なしには成り立たちません。

普段の生活では意識していませんが、ほとんどの家電がソフトウェアで動いています。

銀行のATMや公共料金の集計や請求、自動車、ありとあらゆるものが、です。

仕組みを知っているか知っていないかで、関わり方が大きく違ってくることでしょう。

 

プログラミングを小学校で学んだからといって、全員がプログラマーになるわけではありません。

だって、小学校で算数を習ったからといって全員が将来数学者になるわけでもないですからね。

プログラミングを学ぶことのメリットは、自分で思い描いたものを作ることの楽しさを体験できること、うまくいかないときに試行錯誤して問題解決能力が養われることです。

そして、やらされる感じの学習ではなく、自ら進んで取り組む経験が得られることです。

 

私は、プログラミングがまだ義務教育に取り入れられていない(将来的には取り入れられる可能性がある)今、パソコン教室として子供さん達にプログラミング教育を率先してできないだろうか?と考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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